2010年8月1日より  人目のお客様です。

 


ご 挨 拶
会長 深田高一(62期)
 

母校東筑は、明治31年6月10日、嘉穂郡飯塚町(現飯塚市)の仮校舎で開校式が挙行され、明治35年3月に折尾の新校舎に移転しました。
明治・大正・昭和・平成・令和と125年のわが国の歴史の変遷とともに発展してきました。 母校の長い歴史を顧みますと「一本松の精神」、「東筑魂」あるいは「不撓不屈」、「進取雄大」の気質は脈々と受け継がれております。

 平成30年6月、高山和幸前会長(3期9年)の辞任にともない、私が推薦され承認選任されました。
もとより浅学非才ながら、再三のご要請と会員の皆様方のご支援ご協力を固く信じお受けいたしました。
歴代会長の功績を鑑みますと今、その重責の念でいっぱいでございます。
改めて、同窓会の意義を思い、新しい時代の要請に応えるべく微力ながら東筑会の発展のために一意専心努力いたす覚悟でございます。

 「東筑会のホームページ」は平成22年8月より開設しておりますが、
会員皆様方の交流の場を広げて、有効に活用をしていただければ幸甚です。
最後に皆様のご健勝と益々のご活躍を祈念申し上げます。

東筑会由来

 大正2年8月、第1回の同窓会が東筑中学校講堂で開催され、その折、正門の石段に並んだ40余名の方々の写真が残されています。
 以来110余年、特に戦後は6月の創立記念日を中心にして開かれ、昭和41年からは当番制幹事の運営により、開催されるようになりました。
 当初は、薄暗い体育館に長机を並べ、その上に模造紙を敷いての出発でした。
 その後も総会は、体育館での開催が続きましたが 昭和61年の当番期より、準備作業・懇親会料理の衛生面等を考慮し、会場がホテル開催に変更されました。
 近年、総会の出席者は1,200名を超え、東筑会の一大イベントになっています。
 地域東筑会は東京・関西をはじめ15地域で同窓の絆を深めて発展しております。

 昭和54年1月、東筑創立80周年記念特集として「東筑会報」が創刊され、昭和57年度に第2号発行、以後年1回発行され現在に至っています。
 昭和62年6月、90周年記念事業の一環として、セミナーハウスと同窓会館の機能を持った東筑会館が落成しました。東筑会館は東筑会の募金により建築し寄贈されました。

 東筑会は、「会員相互の親睦を深め」母校の「発展を助成する事を目的とする」会であり、母校に何事かある場合の協力、援助は筆舌に尽くし難いものがあります。
 東筑創立以来、地元に確固たる根を下ろし、120余年を閲した東筑の伝統を形成する基盤があり、また、永年培ってきた力をいかに結集できるかに伝統の意義があり、かつその力をいかに社会に寄与させてきたかに伝統の価値があり重みがあります。

 

2024.7.29 更新